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 モノクロ現像入門−テクニカルデータ
10/11/01 updated

印画紙・薬品等データ一覧
図表中心で、処理時間などの技術データ一覧を掲載しています。


印画紙の種類について

現像時間、溶解方法については、通常行われている手現像処理用で記しています。
また、処理時間についても、一般的なものについて記しています。

サイズ別

サイズ名

サイズ(寸法)

包装単位

手札

7.6X11.2cm

1000

大手札

9.0X13.0cm

250

カビネ

12.0X16.5cm

50, 250

大カビネ

13.0X18.0cm

50, 250

六切

20.3X25.4cm

20, 50, 100

四切

25.4X30.5cm

20, 100

大四切

27.9X35.6cm
10,50

半切

35.6X43.2cm

10, 20

全紙

45.7X56.0cm

10 20, 50

大全紙

50.8X61.0cm
10

その他

各種ロール

 

 

名称別

ブランド名(会社名) 商品名称
富士印画紙
(富士写真フイルム)
フジブロマイド
月光印画紙
(三菱製紙)
月光SP
オリエンタル印画紙
(サイバーグラフィックス)
ニューシーガル、
イーグル

標準的な印画紙の名称のみ載せてあります


薬品類


現像液

メーカー 商品名
富士写真フイルム コレクトールE(1literx2)
パピトール  (8liter)
三菱製紙 ゲッコール
オリエンタル写真工業 オリトーン

標準的な印画紙の場合
(上記の各現像液とも、標準現像時間は同じです)

印画紙の種類

標準現像時間

標準的な印画紙

90秒

三菱 GEKKO MC-F印画紙
(多階調印画紙の一部)

60秒

(標準現像時間:画像が最も綺麗に仕上がる現像時間)


停止液

富士写真フイルム 富士酢酸(50%)

使用時毎に溶解 使用分だけ 1Lあたり30ML

定着液

富士写真フイルム フジフィックス

溶解 30度以下1000ccの温湯に溶解(1L用袋の場合)
注意 ・薬品は小分けせず必ず一度に溶解のこと
・溶解時には少しずつ途切れることなく薬品を入れ、溶いていくこと
(途中で休むと、溶けなくなり使用できなくなる場合がある)

富士写真フイルム スーパーフジフィックス(迅速定着液)

溶解 (1)A剤を30度以下1500ccの温湯に溶解
(2)A剤を完全に溶解後B剤を加え、完全に溶解後
  水を加えて2000ccにする(2L用袋の場合)
注意 ・必ずA剤の溶解終了後にB剤を溶解する。
・薬品は小分けせず必ず一度に溶解のこと
・溶解時には少しずつ途切れることなく薬品を入れ、溶いていくこと
(途中で休むと、溶けなくなり使用できなくなる場合がある)

水洗迅速液

富士写真フイルム 富士QW

溶解 2Lの水(約20度〜40度)を撹拌しながら、一袋の全薬品を
徐々に投入し、溶解(2L用袋の場合)
注意 ・定着後の予備水洗を省いた場合、処理能力は1/2になる。
・寿命は溶解後1ヶ月程度。

水切り液

ポリエチレンコート紙(WPペーパー、RCペーパー)の場合、通常は用いません。

富士写真フイルム ドライウェル

溶解 100倍に希釈(フィルムの場合とは希釈率が異なる)
注意 水洗中に付着したゴミなどはこの液につけても落ちない

下記画像安定化仕上げ剤使用の場合は、この水切り液は不要です。
(仕上げ剤自体にこの水切り液同等の水滴防止効果があるため)


画像安定化仕上げ剤

富士写真フイルム 富士Agガード

溶解 原液1:水4の割合で溶解し、均一になるまでかき混ぜる
注意 ・この処理液で処理したフィルムや印画紙を、再度水洗したり
 他の液につけたりすると、画像安定化効果が減少する。
・定着不足・水洗不足などの不完全な処理のものには効果なし。
・カラー感光材料には使用不可

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