Monochrome World
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フィルム現像の大まかな流れ
準備作業
・現像するフィルムを用意
・現像タンク、温度計、メスカップを用意。
・現像液・停止液・定着液・水洗迅速液・水切り液の各薬品を用意。
現像液の液温を調節。
現像時間を決定。
消灯(全暗)にして、リールにフィルムを巻き込む。
巻き込みは全暗下(暗室か、ダークバッグの中)で行う。
巻き込み作業終了後、現像タンクの蓋をしめれば明るいところでの作業が可能。
現像作業
実際に液をタンクの中に入れる前に、現像液の温度を再確認。
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現像液を現像タンクの中に入れ、最初の1分間連続攪拌を行う。
この攪拌終了後、1分間に5秒程度攪拌を行う。
現像時間はフィルム・現像液の種類および現像液の温度、使用回数、希釈具合により異なる。
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停止
現像終了後、停止液(1.5%酢酸水溶液)をタンクに入れ、1分間の連続撹拌を行う。
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定着
現像液のときと同様に1分間の連続撹拌後、下記の時間定着を行う。
定着中は1分間に5秒程度攪拌を行う。
・標準定着液(富士フジフィックス等)約10分程度
・迅速定着液(富士スーパーフジフィックス等)約3〜5分程度
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予備水洗
タンクのふたを取り、リールの中央に水が落ちるようにして30秒間流水にて水洗を行う。
(次に行う水洗迅速液の前に行うことから“予備水洗”という)
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水洗迅速液
タンク内の水を切り、水洗迅速液(富士QW等)を注ぐ。
1分間経過後、水洗迅速液をもとの容器に戻す。
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水洗(本水洗)
上記の水洗迅速液を使用の場合は5分以上、未使用の場合は30分以上流水にて水洗を行う。
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水切り作業
水洗終了後、水切り剤(富士ドライウェル等)を注ぎ、30秒以上浸す。
(水切り剤の代わりに、長期保存剤(富士Agガード等)を使用する方法もある)
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乾燥作業
上記作業終了後、フィルムをリールから外して干す。
乾燥終了後はネガシートに入れて保存する。
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