Classic
Semi-Classic |
|||||
クラシックカメラ&セミクラシックカメラ情報 |
04/11/14
updated
|
||||
lomo
LUBITEL 166B |
Specifications | |
Format | 6X6 sige twin-lens reflex |
Lens | 75mm f4.5-22 |
Shutter speed | 1/15, 1/30, 1/60, 1/125, 1/250 and Bulb |
<トップ写真>
正面からのもの
"lomo"のロゴ部分、写真では橙色ですが、実際には黒色です。
レンズのコーティングも綺麗に写っていますが、実際にはマゼンダコート。
二眼レフの中でも小型軽量な部類に入るサイズ。
シャッターはボタンではなく、正面から見て左側2本のレバーを使って
シャッターを切るか、付属のレリーズを使用します。
他の二眼レフ同様、上部からのぞき込んで撮影する方式。
また、ちょうどロゴの部分を折りたたんで、スポーツファインダーのように
のぞき込むことも可能(他の二眼レフも同じですね)
|
セミオートマット、オートマットではなく、
ノブをひたすら巻いて巻き上げる方式。
背面にある赤い窓を見ながらフィルムを巻き上げていくのですが
ぼーっとしていると、フィルムに写る位置がでたらめになったり、
12枚撮りなのに12枚写らなかった、ということになりそうです。
時々巻き上げたかどうかわからなくなることも。
ちなみに、セミオートマット&オートマットについて。
セミオートマット | フィルムのリーダーペーパーに記載された スタートマークをカメラの所定の位置に合わせてから裏蓋を閉め、 フィルムを巻き上げると最初のコマがセットされる方式。 このタイプが主流のようです。 |
オートマット | フィルムのリーダーペーパーに記載された スタートマークを合わせなくても、 カメラがフィルムとフィルムの裏紙の厚さを感知して 自動的に最初のコマをセットする方式。 ローライフレックスなどの高級機に採用されているそうです。 |
中央部に感度設定ダイヤルがありますが、
自動露出も露出計もないため、覚え書程度の役にしか立たない様です。
露出計を使用するか、フィルムの箱に書いてある露出の目安を参照します。
なお、シャッターはいつでもどの状態でも切れるタイプのため、
多重露光が何度でもできます。
慣れていないと失敗しそうなメカニズム。
色々な意味で、写真の原点を味わえる、勉強になる機械です。
|
シンプルな側面
アクセサリーシューが付いているので、
ストロボなどを取り付けての使用が可能。
|
フィルムのカウンタはなく、この面中央にある赤い窓から
120フィルムについてくる紙に印刷された数字を読みとって
合わせるようになっています。
この赤い窓は、この機種の前身の"LUBITEL 166"では
6X6用と6X4.5用の2箇所有ったそうです。
この赤窓の下にあるつまみをまわすと、赤窓を閉じることができます。
撮影時に赤窓を閉じる必要はないそうです。
(赤外フィルム使用の際に閉めるのでしょうか?)
尚、上部にある小さい穴は、スポーツファインダーのようにして
撮影するときのためのもの。
このカメラは近所のリサイクル店にて激安で買ってきました。
ちょうど中判が欲しかったということもあって買ったのですが、
使ってみるとピント合わせがやりづらく、また使っているうちに裏蓋が外れてしまったりと
結構大変でした。
二眼レフで撮っているということ自体、注目を集めますが
もう少しピントが合わせやすければ・・・というのが正直な感想かも。
Pellicule page(写真情報ページ)・インデックスメニューへ
Copyrighted (C) 2000-2004 Toshi
All Rights Reserved.
i-mode page http://monochrome.g3.xrea.com/i/