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used Manual
 “初めてのカメラ”おすすめ品リスト
 中古マニュアル一眼レフ編
04/11/14 updated


各メーカーのお奨め機種を記します。
尚、このページは今後メーカー毎に更に詳細を記していく予定です。

尚、私自身が一律に中古のマニュアル機を推奨しているというわけでは有りません。
ご自身のお使いになる状況や予算などを考慮の上、ご選択下さる様お願い致します。
ご質問・ご相談等はBBSメールにお願い致します。

お奨めメーカー
これから新たにシステムを揃える方には、こちらの会社の製品をお奨めします。
AF,MF共にレンズの互換性があるか、あるいは当面レンズシステムが残ると
容易に推測されるからです。
ペンタックス(※旧社名:旭光学工業)

MF,AFのシステム共に同じレンズを共用できることと、
レンズの価格が比較的安価で、小型軽量なシステムなのが最大の特徴です。

ペンタックスには現在も続いているKマウントを採用するカメラと、その前に採用していた
スクリューマウント(プラクチカマウントともいわれています)の2種類があります。
Kマウントレンズのカメラに古いスクリューマウントのレンズを使用することも可能です。
その場合は、ペンタックスより定価1000円で販売されている“マウントアダプターK”を使用します。
(逆は不可能です。尚、このアダプターは現在でも販売されています。
お近くのカメラ店にない場合でも取り寄せで入手可能です。 )
製品寿命のことを考えると、例えスクリューマウントのレンズを主にお使いになる予定でも
Kマウント以降の機種を使用されることを強くお奨めします。

ペンタックスの場合、現在販売されているMF機がMZ-Mのみです。
このMZ-Mは、AF機であるMZ-3等をベースにMF化したものですので、
個人的にはAFのMZ-3,MZ-5N等を購入されて、MF機がわりにお使いになられるか
中古で下記の機種をお買い求めになるかのどちらかにされればと思います。

 

<Kマウントレンズ使用の機種>
 ME-super
 superA
 programA
 P30N/P30T

<スクリューマウントレンズ使用の機種>
 SP (※フルマニュアル機)



コンタックス/ヤシカ(京セラ)

コンタックスシステムはカールツァイス設計のレンズを使用していることが最大の特徴です。
このカールツァイスレンズは数値的な性能より実写の性能が優れていることでも
定評があります。
ヤシカブランドのボディもマウントは共通のため、安価なヤシカのカメラボディに
ツァイスを付けるのを粋とされている方も多くいらっしゃいます。
ただ、レンズ自体が非常に高く、手軽に揃えられるシステムではありません。
特にズームレンズが非常に高価なため、ズームレンズを検討されるのであれば
他社にされるか、レンズメーカー製のレンズを検討された方が良いでしょう。

「コンタックス=ドイツ製」ということで魅力を感じる方も多いですが、現在販売されている
コンタックス用レンズの多くは日本製です。
日本製だからといって決して画質が劣るわけではありませんが、ブランド志向だけで
購入されるのもどうかと私は思います。

尚、ヤシカブランドのカメラの古い機種は、マウントがペンタックスと同じスクリューマウントです。
ご自宅などにスクリューマウントのヤシノンレンズ(ヤシカ製レンズ)がある場合は、
ペンタックスKマウントのカメラをご購入されることをお奨めします。
(社外品で構わなければ、現在のコンタックスMFシステムにつけるアダプターも
現行品として販売されています。(実売4000円程度) )

 

<コンタックス/ヤシカマウントレンズ使用の機種>
[コンタックスブランド]
 137MA
[ヤシカブランド]
 FX-3 super2000(※フルマニュアル機)

<スクリューマウントレンズ使用の機種>
[ヤシカブランド]
 FFT(※フルマニュアル機) 等
(あまり市場に出てこないため省略します)



ニコン

ニコンもペンタックスと同じくAF・MFレンズ間で互換性がありますが、
MFレンズ同士でも互換性にやや問題があります。
Aiニッコール以降のレンズであれば、基本的には使用可能ですが、
それ以前のレンズの場合、装着すら出来ない場合があります。

ニコンの場合、F80などの最近の中級機ではMF用のレンズをつけても
互換性に難があるため実質的には使うのが面倒です。
従って、下記に示すようなカメラにAF用のニッコールレンズを装着して使用されるのが
将来を考えると無難かもしれません。
(マニュアル機にはマニュアル用のレンズをつけた方が似合いますし、
また操作性も優れていますが。。。)

下記に記す中ではフルマニュアルのNewFM2が人気があります。
フルメカニカルですし長持ちはすると思いますが、1台目ということであれば
自動露出(AE)のついたFM3Aのほうが良いと思います。
また、FEやFM2なども人気がありますが、今後の修理のことも考えると
現行製品のFM3Aを購入されたほうがいいでしょう。
金属外装にこだわらなければ、FE10などの安価な機種を選ばれるのも
賢い選択法と思います。

 

<Aiマウントレンズ使用の機種>
 FE2
 FE10
 NewFM2 (※フルマニュアル機)



それ以外のメーカー
システム自体が製造終了になっているものの、ご家庭に古いカメラがある場合や
その会社やブランドに思い入れのある方、または関係者の方で
上記とは違う会社の製品を購入されたい方へのご案内です。

オリンパス光学工業

マクロレンズから顕微鏡,内視鏡までのマクロシステムに強いメーカー。
一眼レフのAF化の流れに乗れず、結局2002年にOMシステムカメラは
生産終了となっています。
AFシステムに移行した会社と異なり、一眼レフシステム自体が終了していますので
将来のサポートにも不安がでてくると推測されます。
(もちろん当面は大丈夫ですが。。。)

中古価格もそれ程安くはなく、物によってはプレミア的な価格となっています。
これからシステムを揃えられる方には決してお奨めしません。

 

<OMマウントレンズ使用の機種>
 OM-2N



キヤノン
マニュアルフォーカスの時代から自動化が進んでいたメーカーです。

既にAFのEOSシステムに完全に移行しています。
NewF-1等の高級機を除くと殆どの機種が修理不可能になっており、
将来のことを考えるとマニュアルの中古はお奨めはできません。
既にキヤノンのレンズシステムが手元にある方や、
キヤノンに憧れがあり、かつマニュアルシステムが欲しい方向けです。

 

<FDマウントレンズ使用の機種>
 AE-1 program
 T70
 FTb(※フルマニュアル機)



富士写真フイルム(2003年1月よりカメラ事業は富士写真光機に移管)

EBCフジノンのレンズでマニア層に人気のあるレンズです。
カメラでは地味な存在ですが、放送用レンズではトップブランドで
双眼鏡や内視鏡でも高画質の製品群を抱えています。

富士の一眼レフシステムには独自のマウントを採用したAXシリーズと、
ペンタックスのスクリューマウントを一部独自規格に直したSTシリーズの2種類があります。

既に35mm判の一眼レフシステムから撤退して20年近くが経ち、交換部品が必要な修理は
既に出来なくなっています。
それでも富士のシステムが組みたい方には魅力があるかと思います。

 

<AXマウントレンズ使用の機種>
 AX-5
 AX-3



ミノルタ

現在でもX-370sの一機種のみ販売されていますが、既に交換レンズも殆ど販売中止になっており
従来からのユーザーのために残ったシステムのようになっています。
(カメラ自体はいいと思いますが。。。)

ただし、ミノルタマウントのカメラは、現在でも中国シーガル社で生産され続けていますし、
当面はミノルタのレンズが使用可能なカメラが消える事はないと思います。
交換レンズもそれ程高くなく、それなりの価格でシステムを揃えることができます。

 

ミノルタ
 X-700
 X-500
 XD
 SR-T101(※フルマニュアル機)


 


新品のマニュアルフォーカス(MF)のページはこちらから


特にビギナーの方にこのページが何かのご参考になればと思います。
また、ご意見・アドバイスなど頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


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