暗室 ＆ ダークバッグ

暗室は、現像作業の最初にフィルムをリールに巻き込むために必要です。
ここでの暗室とは、専用の部屋が必要というわけではなく、
全暗（真っ暗）にできる部屋があれば十分です。

暗室のレイアウトについては、こちらを御参照下さい

例えば、押入の中、マンションのユニットバス、お手洗いなどの中などで十分です。
ただし、少しでも光の漏れる環境だと、フィルムが感光してしまいます。

暗室設備を用意できない場合、お手軽なのが”ダークバッグ”といわれるものです。
これは、ファスナーの付いた黒い袋で、ファスナーとは別に両手を入れる穴が開いています。
ファスナーからフィルムや現像タンクなど、必要なものを入れ、
両手を専用の穴から入れて袋の中で操作をします。
これだと暗室いらずなので、結構お手軽なのですが、少し慣れが必要です。

尚、おすすめのダークバッグは、”ＬＰＬ社製　LM型ダークバッグ”

ダークバッグはＭ型からＬＬ型までありますが、フィルム現像の際はM型ではやりづらく、
また大きすぎても袋の中でバラバラになってしまい、かえってやりにくいものです。
大型のダークバッグは、大判・中判のカメラでフィルムを交換する際に使用するようです。
「大は小を兼ねる」とはいいますが、特に大判を使わない限り、LM型で十分と思います。

また、LPL社製をお奨めするのは、ファスナー部分が最も丈夫に出来ているからです。
他社と比べてやや高いですが（実売で約3,300円位）、それだけの値打ちはあります。

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