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モノクロ現像入門−フィルム現像 |
10/11/01
updated
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フィルム現像作業
・・・・・・準備編で作成しておいた現像液・停止液・定着液は準備できていますか・・・・・・
実際に液をタンクの中に入れる前に、現像液の温度を再確認しましょう。
現像液は、20度にて使用するのが標準とされています。
ただ、冬は寒く夏は暑い日本の気候だと、この温度を現像中に保つのは難しいので、
18度〜24度の間で使用するようにすれば大丈夫です。
現像液の袋の裏側に、所要の現像標準時間が書かれていますので参考にして下さい。
(詳細の時間についてはこちらにも記載されています)
<ワンポイント!>
現像液ですが、最初は“高速現像液”ではないものをおすすめします。
多少面倒ですが、“標準タイプ”あるいは“微粒子タイプ”等の、現像に時間がかかるタイプの方が
フィルムにムラを作る失敗が起こりにくくなります。
現像
現像は、
現像 → 停止 → 定着
の順で行われます。
現像液を静かに現像タンクの中に入れます。
その際現像タンクを少し傾けると、片側は液の入り口に、そしてもう片側は
空気の逃げ道になり液をスムーズに入れることができます。
尚、液はタンクのふたの高さぎりぎりまで入れるのではなく、少し余裕を開けておいて下さい。
・・・・・・あまり時間をかけない方がいいのですが、無理して一気に入れると
気泡(空気の泡)が沢山タンクに入ってしまうので、余計に悪い結果となります。
最初はゆっくりとやって結構です・・・・・・
液を総て入れ終わると、撹拌(かくはん)作業に入ります。
・・・・・・タンクの上の小ふたは閉めましたね・・・・・・
撹拌の前に、タンクの底をごく軽く机の上に当てます。
これはフィルムの表面に付いているかもしれない小さな空気の泡を取るためです。
撹拌作業に入ります。
液を入れた後、最初の1分間は連続して撹拌を行います。
リズムを取りながら、一定のスピードでタンクの立位一倒位を繰り返します。
この最初の1分間の撹拌が大切で、これが弱いとコントラストの低い、焼きにくい
(=印画紙現像をやりにくい)ネガになってしまったり、
フィルムの部分により現像液の廻り方にムラができることによるフィルムのムラが
できたりしてしまいます。
これ以降、現像が終わるまで1分間に5秒間の撹拌を行います。
・・・・・・現像の時間は正確に!・・・・・・
現像時間は終了しましたか?
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停止へ進みます
巻き込み → 現像 → 停止 → 定着 → 予備水洗 → 水洗迅速液 → 水洗 → 水切り → 乾燥
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