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 モノクロ現像入門−印画紙現像
10/11/01 updated

水洗(予備水洗・水洗迅速液・本水洗)


通常用いられているポリエチレンコート紙(WPペーパー、RCペーパー)については
通常は水洗迅速液の使用を行いません。
予備水洗・水洗迅速処理はバライタ紙(FBペーパー)の場合のみ行って下さい。

予備水洗(バライタ紙のみ)

約1分間流水にて水洗を行います。次に行う水洗迅速液の前に行うことから“予備水洗”といいます。


水洗迅速液(バライタ紙のみ)

バッドに水洗迅速液(富士QW等)を注ぎ、その中に予備水洗の終わった印画紙を入れます。
2分間経過後、水洗迅速液をもとの容器に戻します。

印画紙の場合は、水洗迅速液の処理を行わず、本水洗を行うことも多いです。
ポリエチレンコート紙(RCペーパー)の場合は、水洗時間が短時間で済むので、
通常は水洗迅速液処理を行いません。


水洗(本水洗)

水洗作業は、ただ水を流しておくだけです。
ポリエチレンコート紙(WPペーパー、RCペーパー)の場合は、水洗時間が短時間で済みます。

水洗中に印画紙が重なり合っていると、水洗に時間がかかります。
余裕のある大きさの流しなどで、印画紙が重なり合わないように水洗を行って下さい。

(参考)水洗迅速処理を行った場合の本水洗時間(バライタ紙)

印画紙の種類
予備水洗
水洗迅速液
本水洗
印画紙薄手
(バライタ紙)
1分
2分
10分
印画紙中厚手〜厚手
(バライタ紙)
1分
6分
12分

印画紙薄手:富士ブロマイドF、月光V 等
印画紙中厚手:月光NR等


水切り作業

水洗終了後、水切り剤(富士ドライウェル等)を注ぎ、30秒以上浸します。
水切り剤の代わりに、長期保存剤(富士Agガード等)を使用する方法もあります。

印画紙の場合は、この処理を行わないことも多いです。
また、ポリエチレンコート紙(WPペーパー、RCペーパー)ではこの作業は不要です。

乾燥へ進みます


露光(焼き付け) → 現像 → 停止 → 定着 → 水洗 → 乾燥

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