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 一からはじめるマニュアル一眼レフカメラの使い方
04/11/14 updated

[撮影中]露出補正の方法(自動露出機能のあるカメラの場合)


露出補正機能について
ペンタックスの感度補正ダイヤルの例
PENTAX ME-super
 操作手順
 (1)周囲の銀色のリングをつまむ
 (2) 少し上に引いて回す
ニコンの感度補正ダイヤルの例
Nikon FE
 操作手順
 (1)周囲の銀色のリングをつまむ
 (2) 少し上に引いて回す

自動露出(AE)機能がついたカメラの場合で、なんらかの理由で自動で設定された露出の値を変えたい場合に使用します。(下の[露出補正が必要な場合]を御参照下さい)
古いカメラの場合は巻き戻し軸の周りを感度補正ダイヤルの形で設定しているものが多いですが、機種によってはボタンだったりなかったりと色々です。

[予備知識]自動露出(AE)について

自動露出(AE)機能がついたカメラの場合、通常は露出を自動で行ってくれます。
自動露出(AE)機能には、大きく分けて下記の種類があります。
・プログラム自動露出(AE)絞り・シャッタースピード共にカメラが自動的に設定してくれます。
・絞り優先自動露出(AE):絞りを自分で設定すると、シャッタースピードを自動で設定してくれます。
・シャッター優先自動露出(AE):シャッタースピードを自分で設定すると、絞りを自動で設定してくれます。
「絞り」と「シャッタースピード」についてはこちらを御参照ください。


露出補正が必要な場合

主となる被写体と背景の明るさの差が激しい時に使用します。

1.逆光の場合
太陽を背にむけて人物を撮影する場合など、被写体の背景の方が明るい場合にAEのまま撮影すると、出来上がった写真が本来の露出に比べてアンダー(光量不足)となります。
この様な場合は、[+1]・あるいは[2X]にセットします。
太陽が写りこむ様な場合は、 [+2]・あるいは[4X]にセットします。

2.背景が暗い場合
舞台撮影などで背景が暗い場合は、そのまま撮影すると主な被写体の部分が真っ白に写ってしまいます。
この様な場合は、[-1]・あるいは[1/2X]にセットします。
状況によっては、[-2]・あるいは[1/4X]にセットします。


感度補正機能がない場合
普及機などの場合、上記のような補正機能がついていない場合もあります。
その場合は、フィルムの感度補正ダイヤルを使用して、一時的に感度を変更して使用します。
この場合、その条件での撮影が終わった後は、感度設定を元通りにするのを忘れないで下さい。

※感度設定の変更の例
条件
+-表示の場合
"x"表示の場合 
元の感度が100のとき
背景が明るい場合
+1
2x
50
背景が暗い場合
-1
1/2x
200




撮影前
カメラ裏蓋の開け方 フィルムの入れ方 フィルム感度の合わせ方 レンズの付け方・外し方
撮影中
カメラの構え方 ピントの合わせ方 露出の合わせ方 露出補正(自動露出機能のある機種)
撮影後
フィルムの巻き戻し方

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