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 一からはじめるマニュアル一眼レフカメラの使い方
05/05/15 updated

カメラのメンテナンス


カメラの普段の保管・メンテナンス方法についてまとめました。

BBSでのご希望により急ぎ掲載したページですので不完全な部分もあります。
漏れている部分については近日中に更新していきます。
アドバイス等頂けると大変助かります。

普段の保管法について

カメラ・レンズともに高温多湿のところを避けて保管してください。

タンスの中など空気の動きがなく湿気のたまるところには保管しないで下さい。
(アルミのカメラバックに入れっぱなしなどは最悪です)

防湿庫の中に保管するのがベストとは思いますが、高価なものですし、
あまりお持ちの方はいらっしゃらないと思います。

通気の良い棚の中に入れて置くなど、埃がたまらないようにしながら
カビの発生しにくい状況下で保管してください。

最も良い保管方法は、よく外に持ち出して使用することと言われています。
使用する機会がない機材でも、時々棚から出して動かして見ると効果があります。
例えば、レンズのピントリングを動かすことでレンズの中の空気が入れ替わり
カビ発生の防止になります。


メンテナンスに必要なもの

下記の用品を一通り揃えておかれると良いでしょう。

レンズ用
・ブロアー(あるいはガス式エアーダスター)
・レンズクリーニング液
・レンズクリーニングペーパー

ボディ用
・シリコンクロス
・セーム皮


清掃方法

レンズ・ボディ毎に分けて記します。


レンズの清掃

レンズ表面に埃やごみが付着している場合、ブロアーで埃を吹き飛ばします。
ブロアーで飛ばしきれない場合、ガス式のエアーダスターが効果的です。

埃やごみへの対策については、通常はブロアーで飛ばすだけで十分と思います。
ブロアーで飛ばない場合は専用のブラシで取って下さい。


レンズ表面を触ったりして、レンズの表面に汚れが付着してしまった場合は
レンズクリーニングペーパー(以下ペーパー)とレンズクリーニング液(以下クリーニング液)を
使用して清掃します。

(1)あらかじめブロアーでレンズ表面の埃やごみを吹き飛ばします。
  このごみなどが残っていると、後でクリーニングペーパーで拭いたときに
  ヤスリの役割をしてレンズを傷つけてしまうことになります。
(2)ペーパーにクリーニング液を少量つけて拭きます。
  レンズの中心部から外側に向かい渦巻状になるように拭いていきます。
  

レンズ表面はできるだけクリーニングを行わない方が無難です。
レンズ表面に少量のごみ等が付着しても写真写りには影響ありません。


また、レンズ表面には保護フィルターを使用することにより、レンズ表面への
ごみ・埃や汚れの付着を防ぐことが出来ます。
保護フィルターには"MC PROTECTOR"や"MC NORMAL"、"L37C"等の
名称で販売されています。
("MC"はマルチコートの略です)  

ボディの清掃

まず、レンズと同様にブロアーで埃を吹き飛ばします。


ボディの外装はシリコンクロスやセーム皮で拭きます。
プラスチック外装のカメラの場合は、拭きすぎるとボディ表面のざらざらした仕上げがとれて
光ってきます。

ボディの内部については、埃が付着していない場合はあまり拭いたりしない方が良いです。
特にシャッター幕の部分については触ったり、またブロアーで拭くことで悪影響を及ぼすことが有ります。
ボディはシリコンクロスやセーム皮で拭きます。
プラスチック外装のカメラの場合は、拭きすぎるとボディ表面のざらざらした仕上げがとれて
光ってきます。

海岸沿いなどで使用した場合は、ボディ表面に塩分が付着していますので、
ブロアーで埃・ごみ・砂を吹き飛ばした後水をつけ固く絞った布などで拭きます。

撮影前
カメラ裏蓋の開け方 フィルムの入れ方 フィルム感度の合わせ方 レンズの付け方・外し方
撮影中
カメラの構え方 ピントの合わせ方 露出の合わせ方
撮影後
フィルムの巻き戻し方

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