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 コンパクトカメラ情報
04/11/14 updated
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画質で選ぶコンパクトカメラ

一眼レフに匹敵する画質のコンパクトカメラ


一般的なコンパクトカメラ

富士写真フイルム TIARA ll

割と安価に入る小型のコンパクトカメラ。
スクエアデザインのアルミボディが特徴。
28mmの単焦点レンズを搭載。
実売価格が20,000円ちょっとと、このページの中では最もお手頃だが、
画質では他の高級コンパクトカメラに負けない。
一方、操作が全自動化されているので、コンパクトカメラを使うときにも
自分で絞り等を決めたい人には向かない。
(生産終了。欲しい方はお早めに!)

富士ティアラ2 仕様
焦点距離 スーパーEBCフジノン28mm f3.5
AF アクティブ式オートフォーカス
MF(マニュアルフォーカス)モードあり
最短撮影距離 0.35m
使用電池 CR2x1本
サイズ 99.8 x 60 x 31.5 (mm)
重量 155g(電池別)
標準価格 35,000円

富士写真フイルム TIARA ZOOM

上記のTIARA llに2倍ズームを付けた機種。
高画質のズームコンパクトが欲しい人にはお奨め。
使用電池がCR123Aなので、上記のTIARAllよりも電池の入手がしやすいのもポイント。
(生産終了。欲しい方はお早めに!)

富士ティアラズーム 仕様
焦点距離 スーパーEBCフジノン28-56mm
AF アクティブ式オートフォーカス
MF(マニュアルフォーカス)モードあり
最短撮影距離 0.6m(56mm時)
0.8m(56mm時以外)
使用電池 CR123Ax1本
サイズ 116x63x34(mm)
重量 202g(電池別)
標準価格 50,000円

京セラ Tズーム

カールツァイス設計の28mmからのズームを付けた機種。
プラスマイナス各1.5段の露出補正も備え、作品制作も行うことが出来る。
価格も手頃で、高画質のズームコンパクトが欲しい人にはお奨め。
使用電池がCR123Aなので、電池の入手がしやすいのもポイント。

京セラTズーム 仕様
焦点距離 Carl Zeiss Vario Tessar T*
28mm-70mm F4.5-8(6群7枚)
AF パッシブ式5点マルチオートフォーカス
フォーカスロック機能付き
最短撮影距離 0.5m
使用電池 CR123Ax1本
サイズ 113x62.5x39.5(mm)
重量 195g(電池別)
標準価格 43,000円

リコー GR10
GR1sから絞り優先などのマニュアル操作部分を省略し、アルミ外装にして安価にした機種。
リコーGR10 仕様
焦点距離 リコーGRレンズ28mm
絞り(開放値) f2.8
AF パッシブ式オートフォーカス
最短撮影距離  
使用電池 CR123Ax1本
サイズ 61 x 118 x 26.5(mm)
重量 170g(電池別)
標準価格 60,000円

高級タイプのコンパクトカメラ

コンタックス T3 / T3D
T2の後継機で真四角なデザインが特徴。
T3DはT3にデート機能を追加したもの。

コンタックスT3/T3D 仕様
焦点距離 35mm
絞り(開放値) f2.8
AF パッシブ式オートフォーカス
MF(マニュアルフォーカス)モードあり
最短撮影距離 0.35m
使用電池 CR2x1本
サイズ 63 x 105 x 30.5 (mm)(T3)
63 x 105 x 46.5 (mm)(T3D)
重量 230g(電池別)(T3)
290g(電池別)(T3D)
標準価格 98,000円(T3)
108,000円(T3D)

コンタックス TVS lll
コンタックスT3の上位機種にあたります。
ティアラズームと同様、28-56mmのズームレンズ付き。
コンタックスTVS3 仕様
焦点距離 30-60mm
絞り(開放値) f3.7-6.7
AF パッシブ式オートフォーカス(5点測距)
MF(マニュアルフォーカス)モードあり
最短撮影距離 0.35m
使用電池 CR2x1本
サイズ 64 x 116.5 x 40 (mm)
重量 320g(電池別)
標準価格 160,000円

リコー GR1v
マグネシウム外装ボディが特徴。レンズは定評が高い。
フードが付属すること、また別途アダプターを介してフィルターを取り付けられるのが特徴。
前モデルのGR1sに比べて下記機能が追加された。
・感度設定に手動設定を追加
・オートブラケット機能(露出を自動的に少しずつずらす機能)を追加
・マニュアルフォーカス(目測による)機能の充実
(GR1sでは無限遠・スナップモードのみだった)

リコーGR1s 仕様(※GR1vの前モデル)
焦点距離 GRレンズ28mm
絞り(開放値) f2.8
AF パッシブ式オートフォーカス
無限遠・スナップモードあり
最短撮影距離 0.35m
使用電池 CR2x1本
サイズ 117x61x26.5(グリップ部34)(mm)
重量 178g(電池別)

値段の違いは・・・?

高画質のコンパクトカメラの場合、それなりに安価な機種と
超高級な機種の2種類に分かれます。
値段の違いがどこから来るのかを記してみます。

1.ボディ外装の違い

安価なタイプの場合、プラスチックやアルミ外装が使用されています。
プラスチック:京セラTproofなど
アルミ:富士フイルム TIARA ll, TIARA ZOOM, リコーGR10など

一方、高級機種だと、チタンやマグネシウムが使われています。
チタン:コンタックス T3, TVS3など
マグネシウム:リコーGR1vなど

チタンは軽量で丈夫なこと、また金色に輝き高級感があることから用いられています。
また最近はマグネシウムも高級機に使われています。
マグネシウムは以前からテレビカメラ用のレンズの鏡胴部分に用いられており、丈夫かつ軽量な素材として使用されています。
(但し、内部が電子部品の固まりなので、外装が何であれ落とせば壊れます。念のため)

2.操作・機能の違い

安価な機種の場合、焦点・露出とも総てオートのみになります。
通常の使用にはこれで差し支え有りません。
また、手軽に撮りたいとき、他の人に撮ってもらうときなどは間違いを防げるという意味でこちらの方が有利です。

一方、作品を作るという意図で、絞りを調整したい場合、またピントを合わせたい場合は高級な機種でないと機能が備わっていない場合があります。

私自身としては、こうした凝った撮影をしたいときは一眼レフを使い、コンパクトカメラでは手軽に撮ればいいと思うので、高級機までは必要ないと思うのですが・・・。

3.レンズの違い

レンズの画質には、ここであげたカメラの間にはそれ程の差は有りません。
むしろ、安価な機種の方が優れている場合も多くあります。
ただ、レンズの明るさに若干差があります。
安価な機種は開放のF値が3.5より大きな数字になりますが高級機種だと2.8程度が普通です。
昼間の明るい状況下ではF3.5のレンズで十二分ですし
夜間はストロボを使う事を考えると、それ程の差にはなりません。
この差が出てくるのは、ストロボなしで夜間の撮影をする場合や、
自分で絞りを設定する場合になると思います。

ある程度割り切ればそれ程の問題ではないと思います。
価格と天秤にかければ、安価な機種がお奨めです。


その他

画質優先で選ぶ場合、APSカメラはお奨めできません。
これは、APSの規格に問題があります。
通常のカメラの場合、縦24mmX横36mmの大きさに画像が記録されていますが、
APSの場合、縦18mmX横24mmという半分の大きさになります。
記録できる大きさが大きい方が画質は良くなりますので、画質優先の場合は普通の35mmカメラをお奨めします。
また、モノクロフィルムを使いたい場合やリバーサル(スライド)フィルムを使用する場合、
APSではフィルム自体がなく(リバーサルで少しだけ存在します)、使えない場合もあります。


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